2018/03/18
日々のこと 中川運河(名古屋市)
法事のため
久ぶりの地元
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貨物輸送の主流が
まだ船や鉄道だった時代
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大正の終わりから
昭和の初めにかけて
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名古屋の南側には
名古屋港から貨物駅に向けて
何本かの運河が構築されました
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その内の一本
中川運河
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当時は東洋一の大運河とも
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この中川運河と
元々あった堀川を
結ぶために造られた
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松重こう門
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ちょっとレトロな
建造物
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現在は名古屋高速に
遮られて見えにくいですが
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その向こう側にも
同じ1対の塔があります
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2本の運河には
高低差があるため
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ここまで来た船は一旦
2対の塔に挟まれた部分(こう門)に入り
水位を調整して
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両運河を
往来していました
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エスカレーターみたいな
感じ?
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最盛期には年間32000隻もの
貨物船が行きかった運河の交差点
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当時としては斬新なシステムと
景観だったでしょうね
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車社会へと
時は移り
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時代の流れと共に
必要の無くなった場所は
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埋め立てられ
周囲には公園なども
整備されています
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夜はライトアップされ
ノスタルジック感も(笑)
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名古屋高速や新幹線からも
見えるはずですので
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名古屋駅周辺通過の際には
少し遠くに目をやって
見つけてみてください (*^_^*)
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設計・デザイン・新築・リノベーション スタジオハルガ
きのいい町の大工さん 豊中建設